緑内障

2025年4月25日 2025年4月25日

中島陽子障害年金サポート

緑内障は、視神経が傷つき、視野が少しずつ狭くなっていく病気です。初期は自覚症状が少ないこともあり、気づいたときには日常生活に大きな影響が出ていることもあります。

「片側から見えづらくなっている気がする」「よく物にぶつかるようになった」そんな小さな違和感が、知らないうちに大きな制限になっていくことも。

見た目にはわかりにくく、「大げさじゃないか」と我慢してしまう方も多くいらっしゃいます。
でも、生活や仕事に支障が出ているなら、それは“支援を受ける理由”になります。

障害年金は、そうした“静かに進む不自由さ”にも目を向ける制度です。まずはご自身の今の状態が、制度の対象になり得るかどうか、知ることから始めてみてください。

障害年金を受け取るためのポイント

関連する障害等級

両眼の視野が一定以上狭くなっている場合、1〜3級の対象になる可能性がある。

認定時のポイント

両眼視野の欠損範囲や日常生活への支障、視力の数値などが判断材料。

初診日の重要性

視野異常や眼圧上昇で初めて眼科を受診した記録が初診日。

書類上の注意点

両眼の視野検査、視力、生活制限、通院頻度などを詳細に記載。

対象となる症状

視野の欠損、暗いところでの見えづらさ、物にぶつかる、転倒しやすい、読み書きの困難など。

備考

ゆっくり進行するため気づきにくく、日常生活に支障が出て初めて困難を自覚するケースも多い。

すべてを理解していなくても大丈夫です。

「もしかして自分も該当するのかな？」と感じたら、
それはすでに、第一歩を踏み出しているということです。

ご自身だけで抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。

こんな症状はありませんか？

▶ 視野の一部が欠けていて、物によくぶつかるようになった
▶ 歩行中に段差や障害物が見えにくく、転倒しやすい
▶ 暗いところでは特に見えづらく感じる
▶ 書類を読むのに時間がかかる、読み飛ばしが多くなった
▶ 通院を続けているが、進行が止まらず将来が不安
▶ 周囲には伝えづらいが、仕事や生活に支障を感じている