多発性硬化症(MS)

多発性硬化症は、神経の働きを助ける“髄鞘”が傷つくことで、身体のさまざまな部分に症状が現れる病気です。

視力が落ちたり、手足がしびれたり、うまく歩けなくなったりと、症状は人によって異なり、波のように良くなったり悪くなったりするのが特徴です。

見た目ではわかりにくい障害も多く、周囲に理解されにくいこともあるかもしれません。
そんな中で、毎日を過ごすだけでも大きな努力が必要な方もたくさんいらっしゃいます。

障害年金は、そうした目に見えにくい苦労や制限にも対応する制度です。
制度を知ることが、ご自身や家族の支えになるきっかけになれば幸いです。

関連する障害等級

主に2級または3級。
活動期と寛解期の繰り返しがあり、慢性的に支障がある場合に認定されやすい。

認定時のポイント

脱髄による神経障害が継続的に生活に支障を及ぼしているかどうか。
再発・寛解の繰り返しも判断材料に。

初診日の重要性

初診日が発症初期にさかのぼることが多く、紹介状や検査記録が有力な証明材料となる。

書類上の注意点

神経症状の部位、程度、生活動作への支障をできる限り具体的に記載してもらう必要がある。

対象となる症状

視力低下、しびれ、歩行障害、排泄の障害、手の震え、めまいなど神経系の広範な症状。

備考

難病指定されている疾患のため、医療費助成との併用や申請スケジュールにも注意が必要。
こんな症状はありませんか?
▶ 手や足がしびれて感覚が鈍い
▶ 視力が急に落ちることがある
▶ 歩くとふらついて転びやすい
▶ 尿や便のコントロールが難しい
▶ 症状がよくなったり悪くなったりを繰り返す
▶ 難病と診断されたが、支援の制度がわからない
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