人工関節(股関節・膝関節など)

人工関節の置換手術は、痛みや変形による関節の不自由さを軽減するために行われます。
けれども、手術を受けたあとも「自由に歩く」「長時間立つ」「階段を昇り降りする」といった動作が難しいことも少なくありません。

「もう少し動けるようになると思っていた」「痛みは軽くなったけれど、以前のような生活には戻れない」そんなふうに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

見た目には分かりづらく、周囲から「手術したんだから大丈夫でしょ」と言われてしまうこともあるかもしれません。
でも、日常の中で感じている制限は、あなたにしかわからない現実です。

障害年金は、そうした“回復したように見えても続いている不自由さ”にも寄り添う制度です。無理をせず、まずは制度を知るところから始めてみてください。

関連する障害等級

両側に人工関節を置換した場合や、片側でも歩行・日常生活に著しい支障がある場合は3級の対象となることがある。

認定時のポイント

関節可動域・痛みの有無・移動制限・生活の介助状況などが判断材料。

初診日の重要性

関節疾患で初めて医療機関を受診した日が初診日。
手術時期の証明も重要。

書類上の注意点

手術記録、術後の生活状況、補助具の使用、日常動作への影響を診断書に記載。

対象となる症状

立ち上がり・歩行・階段昇降の困難、痛み、介助が必要な動作、長距離移動不可など。

備考

「手術した=治った」と見られがちだが、日常生活への支障が残ることが多く、制度利用の啓発が重要。
こんな症状はありませんか?
▶ 立ち上がりや歩行が不安定で、すぐに疲れてしまう
▶ 杖や手すりがないと移動が難しい
▶ 長時間立っていられず、通勤や買い物がつらい
▶ 階段の昇り降りができない、または時間がかかる
▶ 周囲には「手術したのに」と言われてつらい
▶ 支援制度の対象になると思わず、がまんしていた
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